奄美の島々では「ミイニシ(新北風)」が吹き始める10月から翌年2月まで、寒さが強まるとともに、曇天・長雨・強風など、荒れた天気が続くものですが、今期(2017年)は好天で暖冬傾向でした。
1月下旬を迎え、ようやく寒さが厳しくなり、タンカンも急速に仕上がってきました。いま、山の畑では寒風のなか、毎日、タンカンの仕上がりを待っています。
※本茶峠の緋寒桜(ヒカンザクラ)も1月15日頃から咲きはじめ、1月27日頃には7分咲きほど。今年は1月末に寒さが急に厳しくなったため、緋寒桜も大慌てで満開を迎えそうです。
寒さが厳しいほど、奄美完熟たんかんは美味しさを増し、収穫を待つものです。
2017年1月21日(土曜)
タンカン農家さんたちと、山の畑でざっくばらんに生育状況や収穫時期などお話ししました。この日の最低気温は5度。雪の降らない奄美大島では大変寒い一日でした。
長い付き合いの農家さんたち。
今期の仕上がり状況は、
好天が続いたこともあり、全体として豊作で大粒なタンカンが多く、力強く、たわわに実っています。
いま、畑に実っているタンカンを食べてもずいぶんと甘みを感じます。標高の高い山の畑でも酸味は思いのほか弱く、急速に仕上がりをむかえようとしています。
一日も早くお届けしたい。
これから収穫までの天気に、祈るばかりです。
奄美たんかんならではの、
高い糖度とほどよい酸味がおりなす絶妙の味わい。
次々と溢れ出る豊満な果汁。
まもなく楽しめますので、ご期待ください。